うっ血性心不全によって肺胞内に血液中の水分が漏出することを心原性肺水腫と言います。 肺水腫では肺胞に分布している咳受容体が強く興奮するため、咳が誘発されると考えられます1,4。
心不全で咳が出るのはなぜ?
しかし、心臓の機能が落ちていると戻ってきた血液をしっかりと全身にはき出すことができなくて、血液が肺の中で交通渋滞を起こします。 これを“肺水腫(はいすいしゅ)”といいます。 この肺水腫によって、咳が出たり、息苦しさが出たりするのです。
心不全 湿性咳嗽 なぜ?
心不全では肺毛細血管圧の上昇により気道に漏出した水分が咳中枢を刺激し,咳嗽反応が誘発される. 心不全ではピンク色の泡沫痰を伴う湿性咳嗽が出現することが多く,喘鳴を認める場合もある.
心不全を症状 何科を受診?
なるべく早めに、心臓血管系の内科や循環器内科を受診しましょう 心不全の検査の多くは、外来で受診可能であり、低侵襲(体の負担が少ない)です。 もし何か心不全を疑うような症状があれば、なるべく早めに、心臓血管系の内科や循環器内科を受診してください。
心不全 なぜ息切れ?
心不全になると、心臓から十分な血液を送り出せなくなり、体に必要な酸素や栄養が足りなくなるので、坂道や階段で息切れがしたり、疲れやすくなります。 腎臓に流れる血液が少なくなって尿の量が減り、水分が体内に貯留してくると、足の甲やすねのあたりがむくんだり、体重が1週間で2~3キロ増加したりします。