外回転術とは用 手的に児を骨盤位から頭位へ変える処置で、当院では希望する方に対して外回転術を行っ ています。 【胎児外回転術とは】 一般的に、外回転術は 36 週以降で陣痛発来前の骨盤位妊婦に行われます。
逆子外回転術の成功率は?
成功率はどのくらいあるのでしょうか? 成功率は初産婦・経産婦や麻酔の有無で成功率が変わります。 海外での文献によると初産婦さんでは麻酔無しで32.4%, 麻酔ありで66.7%の成功率となっており、経産婦さんでは麻酔無しで57.5%, 麻酔ありで87.1%の成功率となっています。
逆子外回転術のリスクは?
外回転術には、頻度は低いものの合併症のリスクが存在します。 具体的には、一過性の胎児心音異常、破水、性器出血、そして常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)などが挙げられます。
逆子はいつまでに治ればいい?
30週で頭位になっているのはおよそ85%ですが、34週ごろになると90%以上になり、予定日間近の36週になると約95%という具合にほとんどの赤ちゃんが分娩前までに頭位になってくるんです。 ――なるほど。 中期までは40%が逆子(さかご)で、そこから徐々に自然と「頭位」になっていくものなのですね。
外回転術の読み方は?
がいかいてんじゅつ【外回転術 external version】 胎児の位置が骨盤位(逆児(さかご))や横位(横たわった位置)にあるとき,頭が下になる頭位となるように腹壁上から胎児を回転させる胎位矯正術をいう。