ワイパックスは、不安や緊張、気分の落ち込みなどの精神状態に効く薬です。 また、そうした精神的な症状によるストレスで起こる肩こりや頭痛などの身体的な症状にも使用されます。 不安や緊張を取り除く薬は何種類かありますが、ワイパックスは比較的作用が強いとされているため、副作用や依存症などの服薬上のリスクに注意が必要な薬です。
ワイパックス 何に使う?
この薬の作用と効果について 中枢神経系のベンゾジアゼピン受容体に結合することにより、不安や緊張を和らげます。 通常、神経症における不安・緊張・抑うつ、心身症(自律神経失調症、心臓神経症)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつの治療に用いられます。
ワイパックス どうなる?
ワイパックスとふらつき 抗不安薬には、筋弛緩作用もあります。 緊張が強くて頭痛や肩こりなどがある方にはプラスに働きます。 ですが筋肉の緊張を緩めることで、ふらつきや脱力感となってしまうこともあります。 ワイパックスは筋弛緩作用が少なく、ふらつきは少ない抗不安薬です。
デパス 何に効く?
・デパスは、抗不安作用、筋弛緩作用、鎮静催眠作用が強いベンゾジアゼピン系の向精神薬で、不安や緊張からくる心身症(ストレス性の胃炎や高血圧など)や不安や緊張を主症状とする神経症や不眠の治療に使われる。
ワイパックス どのくらいで効く?
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬(緩和精神安定薬)です。 比較的安全性が高く、依存性もそれほど強くありません。 同類薬のなかでは、作用が強く、作用時間は中くらいです(作用/時間:強/中間型 12~24時間以内)。