感染性胃腸炎は自然治癒傾向が強いこと、頻度の高いウイルス性胃腸炎では抗生物質が無効であることなどから、治療の原則は対症療法です。 脱水症状がひどく、経口摂取が難しい状態では点滴治療をすることがあります。 その他、腹痛、下痢、発熱に対し鎮痙薬、止痢薬、解熱鎮痛薬などが処方されることがあります。
胃腸風邪 どれくらいで治る?
<胃腸炎の症状> 嘔吐のピークは最初の12時間で、その後は落ち着きます。 腸の動きが不安定になり、腹痛も見られやすいです(痛くなったり 良くなったり、波のある痛み)。 下痢は4∼7日持続することが多く、2週間続くこともあります。 発熱がある場合、通常1∼3日程度で落ち着きます。
胃腸風邪 どうしたらいい?
胃腸風邪にかかったら 下痢がひどかったり、吐き気のある間は無理に食べようとせず、おなかを安静にすることがもっとも重要です。 胃腸炎の状態では、無理に食べても消化不良を起こし、よけいに吐いたり下痢をしたりしてしまいます。 水分は塩分と糖分の入ったもの(スポーツ飲料など)を、少量ずつ摂りましょう。
お腹の風邪 いつ治る?
嘔吐、吐き気は通常半日から一日でおさまり、その後下痢が始まることが多いようですが、必ずしも、すべての症状が出るわけではありません。 下痢も軟便から水様便まで様々で、通常3日くらいでおさまりますが、中には一週間以上続くこともあります。
胃腸風邪は何日続く?
1日で解熱するケースもあれば、2~3日ほど症状が続くケースもあるようです。 ただし、原因となるウイルスや細菌の種類、現れている症状により異なるため、一概には言えません。 39度以上の高熱が出ている場合は、平熱に戻るまで2~7日程度かかることが多いです。