○未成年で喫煙を始めると、 将来に健康問題が発生する危険性が高くなる。 未成年者は成長期であるため、 喫煙による影響が強く現われるとともに、生涯の総喫煙量が多くなるため、将来たば こ関連疾患(肺がんをはじめとする各種がん、心筋梗塞、脳卒中、 気管支炎、胃潰瘍、歯周病等) にかかる危険性が高く なる。
未成年 タバコしたらどうなる?
→未成年者は,大人よりもニコチンに対する依存性が容易に形成されやすいため,短期間でたばこがやめられなくなることが明らかになっています。 喫煙すると本来の能力(学力,運動能力)を発揮できません。 →たばこの有害物質で血流が低下することや,一酸化炭素によって酸素不足が起きるため頭(脳)の働きが低下します。
未成年の喫煙はどんな罪?
たばこ又は器具の販売者は20歳未満の者の喫煙の防止に資するために年齢の確認その他必要な措置を講ずるものとする。 努力義務規定である。 20歳未満の者が自ら喫煙することを知りながらたばこや器具を販売した者は、50万円以下の罰金に処せられる。
子供がタバコを吸うとどうなるのか?
成長の阻害・知的能力の低下 タバコ煙には鉛が含まれており、身長の伸びが悪くなるほか、脳の働きを悪くして知能の低下を招きます。 ⇒子供が11歳になった時の知的能力テストで、喫煙妊婦の子供は、非喫煙妊婦の子供に比べ3~5ヶ月分成績が劣っています。 身長も0.5~1cm低下しています。
タバコ どれだけ害?
たばこは、肺がんをはじめとして喉頭がん、口腔・咽頭がん、食道がん、胃がん、膀胱がん、腎盂・尿管がん、膵がんなど多くのがんや、虚血性心疾患、脳血管疾患、慢性閉塞性肺疾患、歯周疾患など多くの疾患、低出生体重児や流・早産など妊娠に関連した異常の危険因子である1)-7)。