胃を全体的にみると、前壁はやや前上方を向き、後壁は後下方を向く。 前壁と後壁との移行部はともに上方に開く弓状をしており、上縁が小彎、下縁が大彎である。 日本人では小彎の長さは12~15センチメートル、大彎は42~50センチメートルである。
胃液 どのくらいある?
胃粘膜と胃粘液 胃粘膜は、胃の内側全体を守る粘液を分泌する役割と、食物を消化する胃酸や消化酵素を分泌する役割をもっています。 胃液は、1回の食事で0.5~0.7リットル分泌され、1日ではなんと1.5~2.5リットルも分泌されています。
胃はどこまで広がる?
空腹時、食べ物が入っていない空っぽの状態では胃の容量はわずか100mlほどしかない。 だが、食べ物を詰め込むと最大15倍、1,500ml前後まで広がるのだ。
胃とは何か?
胃は、口から食道を通って入ってきた食物が蓄えられる袋のような臓器です。 空腹のときは細長くしぼんでいますが、満腹時には大きくふくらんで食べ物や飲み物を1.5~2.5リットルも貯めこむことができます。 摂取した食物をとりあえず蓄える。 消化の第一段階が行われる。
胃に何時間?
特に消化にかかる時間は、胃の中で約3~5時間、小腸の中で約5~8時間、胃に食べ物が入り、肛門から排泄されるまで約40時間かかると言われています。 また食べ物によっては、果物は約40分、野菜は約2時間、ご飯などの炭水化物は約8時間、お肉は約12~24時間かかります。