霊柩車に乗る際には、出棺のときと同様に喪主の方が位牌を、遺族の方が遺影を持つようにします。
位牌 お骨 誰が持つ?
僧侶の先導の後に喪主が位牌を持ち、次は、遺影写真を持つ人が続きます。 お棺は6~8人で運びます。 火葬場へは、霊柩車・タクシー・マイクロバスの順で出発します。
慰霊と遺骨誰が持つ?
帰りは喪主が位牌、次に近しい人が遺骨、その次の人が遺影を持ちます。 ただし、遺骨はかなり重いため、年配の女性などが持つのは大変かもしれません。 その場合は遺影を持つ人と順序を変えるなどして、男性が遺骨を持つようにします。
遺骨は誰が持つ?
帰り道、遺骨は喪主が持ち、他の遺族が白木位牌や遺影をそれぞれ胸に抱えます。 お骨が家に戻ったら、後飾り祭壇に安置し、灯明をともして線香をあげます。 後飾り祭壇は忌明けとなる四十九日まで飾っておきます。 遺骨を安置したら、「還骨法要」と呼ばれる読経を行います。
喪主は誰がやるのか?
喪主を誰が務めるべきなのかについては法的なルールはありません。 一般的には、慣習に従って血縁者が喪主を務めることになります。 故人が遺言で喪主を指名していたときには、その希望を優先するのがよいでしょう。 ただし、遺言で喪主を指定された場合であっても、やむを得ない事情があれば他の方が喪主を務めても問題はありません。