胃酸過多になると、食べ物が入っていない空腹時にも胃酸分泌がさかんになり、胃粘膜を傷つけ胃痛の原因になります。 また胃痛のほかにも、胃もたれ、胸やけなどの症状を起こします。 食べ物との反応で、げっぷが出やすくなったり、胃酸が食道まで上がってきたりする胃酸逆流などが起こったり、それが原因で口臭が起こることもあります。
何故胃酸が出過ぎるのか?
胃液は強い酸性であるため、胃酸過多になると常に胃を刺激している状態になってしまいます。 胃酸過多の原因として、日常生活によるストレスをはじめタバコやカフェイン、アルコールの過剰摂取、睡眠や暴飲暴食などの生活習慣の乱れが挙げられています。
胃酸が出過ぎている時は何を食べればいい?
食物繊維や脂質の少ない、消化のいい食べ物を選ぶようにしましょう。 胃の負担を抑えた食生活を心がけることで、胃酸過多の改善が期待できます。 食事の際には、よく噛んで食べるよう心がけてください。 食物繊維が多い野菜類でも、柔らかく煮る、蒸す、繊維と直角にカットするなど調理法の工夫でも消化が良くなります。
梅干しは胃に悪いですか?
昔ながらの梅干しは、大量の塩を使用しています。 身体に良いとはいえ一日に沢山の梅干しを食べると塩分の摂り過ぎになってしまいます。 塩分の摂り過ぎは、胃の粘膜を刺激し荒らします。 それにより吐き気や胃痛をもたらすことも。
胃がムカムカしたときは何を食べたらいいの?
胃腸の調子が悪く食欲もあまりない場合は、消化にやさしいフルーツやフルーツの缶詰、ゼリー、ヨーグルトなどを選んでもいいでしょう。 酸味のあるフルーツは胃を刺激してしまうため、りんごやバナナ、桃の缶詰などがおすすめです。 ゼリーは酸味のあるフルーツを使ったものや、カフェインを含むコーヒーゼリーは避けておきます。