「子どもはお腹を痛めて産むもの」とよく言われるため、無痛分娩に抵抗がある方がおられますが、安心してください。 全く、痛みがないわけではないのです。 赤ちゃんを押し出すのに必要な痛み(本来の痛みの10分の3程度)は残します。 なお、この無痛分娩には硬膜外麻酔を行います。
無痛分娩痛みはどれくらい?
麻酔をした際の痛みは感じませんでした。 病院の方に声がけをしてもらい、麻酔が入ると若干ひんやりとした感覚がしたように思います。 それ以外は痛みも違和感もなかったです。 予防接種の時と同じ程度の痛みで、その後の無痛分娩の麻酔は特に痛みを感じませんでした。
無痛分娩の感覚は?
無痛分娩を開始すると痛みは和らぎますが、下半身の感覚が完全になくなるわけではありません。 赤ちゃんの下降感や子宮収縮をある程度感じ、子宮口が全開大になったらゆっくりいきみながら出産します。 麻酔による赤ちゃんへの影響はほぼありません。 “痛みはあったが普通分娩よりも楽だった”と、満足する声が聞かれます。
無痛分娩 いつから無痛?
無痛分娩の開始時期 無痛分娩(硬膜外麻酔)の開始時期ですが、施設によって多少の違いがあります。 マンパワーがあり24時間体制で対応できるような施設では、自然陣痛を待ち、陣痛開始後子宮口が3~5cm開いてから麻酔を開始するところが多いようです。
無痛分娩 何が無痛?
麻酔を使って陣痛の痛みを和らげながら出産する方法が無痛分娩です。 無痛分娩では脊髄と呼ばれる痛みを伝える神経の近くに麻酔薬を投与し、神経をブロックして痛みを軽くします。