日本における無痛分娩の割合は約6% 帝王切開を含むすべての分娩に占める割合は、2007年の全国調査では2.6%でしたが、2016年には6.1%に増加しており、年間約5万人以上の妊婦さんが無痛分娩を行なっていると概算されています。 5 мар. 2021 г.
無痛分娩 何故少ない?
一方、日本では1施設当たりの分娩数が少ないために無痛分娩を担当する麻酔科医を常時配置することが困難であり、そのことが無痛分娩の割合が低い理由の1つだと言われています。 そしてこれは医療事故のリスクにも繋がっています。 麻酔科医のいない小規模な分娩施設では産婦人科医が無痛分娩を担当します。
無痛分娩 何が悪い?
無痛分娩のデメリットとして、分娩所要時間が長くなることが挙げられます。 また、麻酔薬の影響で陣痛が弱くなることで、分娩の進行が遅れ、陣痛促進剤を使用しなければならなくなったり、鉗子分娩や吸引分娩が必要になったりすることがあります。
無痛分娩 何人?
1. 無痛分娩を経験した人は? 数値にすると16%、大体6人に1人が無痛分娩をおこなっているという結果になりました。 日本産婦人科医会の調査結果によると2016年時点での実施率は6.1%なので、無痛分娩をおこなった人は2年で約10%増えたということになります。 では、その背景をさらに掘り下げていきます。
無痛分娩ってどう思いますか?
つぎに、無痛分娩の経験者に満足度を聞いてみました。 結果は、64%の人が「満足した」と回答。 「満足しなかった」派の理由としては、費用の高さ、お産の進行具合によって(急な破水など)無痛分娩の処置ができなくなること、子宮口がある程度開くまで結局痛みに耐えなければならない等。