Q8.麻酔(無痛)分娩をいつまでに決めなければいけませんか? A8.麻酔(無痛)分娩の希望については、直前まで迷われても構いません。 また陣痛発来後や前期破水後でも対応できる場合もあります。
無痛分娩 いつまでに決める?
一般的に、計画無痛分娩の予定は、妊娠37週以降の正期産の時期に入ってから医師が決めます。 妊婦さん本人の希望を聞き、母体と赤ちゃんの状態を総合的に判断して、出産の準備が整う時期を予測します。 緊急性がある場合は、妊婦さんの希望に関わらず、安全性を考慮した予定日に実施されます。
無痛分娩 いつから無痛?
無痛分娩の開始時期 無痛分娩(硬膜外麻酔)の開始時期ですが、施設によって多少の違いがあります。 マンパワーがあり24時間体制で対応できるような施設では、自然陣痛を待ち、陣痛開始後子宮口が3~5cm開いてから麻酔を開始するところが多いようです。
無痛分娩 促進剤 何時間?
点滴開始前後に麻酔科医による硬膜外麻酔(無痛分娩)を開始します。 陣痛促進剤の点滴開始後、分娩までの所要時間は、初産婦で平均6時間35分、経産婦で5時間28分です。 計画無痛分娩によって帝王切開率が上がることはありません。
無痛分娩 しびれ いつまで?
神経障害 まれな合併症ですが、無痛分娩のあと足にしびれや感覚異常が起きることがあります。 硬膜外麻酔だ けでなく、分娩中の体位や分娩そのものも神経障害の原因となるため、注意深く診察させていただき ます。 たいていは数日で消失しますが、まれに数ヶ月から数年単位で持続することがあります。