誤嚥防止のために、頸部は拳1個入るくらいの前屈にするとよい。 食事時の体位は、頸部を前屈すると咽頭から気管に角度がつき、誤嚥をしにくくなる。
誤嚥予防で適しているのはどれか?
座位の場合、気管は前に、食道は後ろにある。 顎を上に向けると、咽頭から喉頭と気管へと直線状に並ぶので、誤嚥が起こりやすい。 誤嚥防止のためには、顎を引いて首をやや前屈させると、誤嚥が起こりにくくなる。
誤嚥を防ぐための食事介助で適切なのはどれか。 (第100回 午前16問 )?
飲み込んでいない場合、口腔内にある食物の量が増えると嚥下しにくくなり、咀嚼が済んだ食物と済んでいない食物が混ざるからである。 嚥下のときに頸部をやや前屈させるのは誤嚥予防でよく出題される。
誤嚥しやすいのはどれか?
サラサラした液体は誤嚥しやすい。 増粘剤を使ってとろみを付けたり、ゼラチンや寒天を使ってゼリー状にする工夫が必要である。
嚥下障害のある患者への食事援助で適切なのはどれか?
咳き込みやむせが起きた時には食事を中止する。 嚥下機能の障害により援助は変化しますが、パサついた食事や水分は避け、とろみのついた食物や水分を提供しましょう。