誤嚥(ごえん:食べ物や唾液が気道に入ること)がきっかけになって、主に口の中の細菌が肺に入り込んで起こる肺炎で、他者から感染するのではありません。 誤嚥を起こしやすいのは、食事のときです。 なお、睡眠中などでも、唾液が肺に流れ込んで起きることもあります。
誤嚥性肺炎 初期症状 いつから?
誤嚥をしてから肺炎発症までの潜伏期間は6~44時間となっており、ケースによってばらつきがありますが、胃の内容物による誤嚥の場合、嘔吐から約12時間で肺炎を発症します。 食べ物の消化にかかる時間は平均3時間、早くても1.5時間程度かかるので、食後1~2時間は身体を起こしておくと、胃からの逆流を防げます。
誤嚥 いつ起こる?
誤嚥は嚥下障害と同じ意味ではなく、嚥下障害の症状の一つです。 健康な人でも、睡眠時や食事中に誤嚥が偶然起こることはありますが、気道内に入ってしまった物を排除しようという「咳」や「むせ」などの防御反応がおこり、誤嚥物は吐き出されます(喀出) 1) 2)。
誤嚥性肺炎の初期症状は?
なんとなく元気がない、食欲がない、怠い、微熱があるといった症状が 誤嚥性肺炎の初期症状である可能性があるため注意が必要です。 治療については抗生剤による薬物治療を行います。 誤嚥性肺炎の予防 誤嚥性肺炎の原因となる最近の多くは歯周病菌 といわれており、細菌の繁殖を防ぐために 口腔内を清潔に保つことが大切になります。
誤嚥性肺炎 何歳から?
これが「誤嚥(ごえん)」です。 このとき、唾液や胃液とともに細菌が肺に入り込んでしまうことによって引き起こされるのを「誤嚥性肺炎」といい、65歳以上の方がかかりやすい肺炎のひとつです。