遡る事4千年前、虫歯は口の中に棲む虫が歯を食べて穴をあけていたと考えられていました。 その考えが覆り、口中の細菌が作った「酸」が歯を溶かすといったことが解明されたのは19世紀末のこだそうで、わりと最近みたいです。 なんと古代人類〔ホモサピエンス〕がいた時代から虫歯は存在していたとされています。 3 авг. 2021 г.
昔の人は虫歯どうしてた?
今から遡ること四千年前。 虫歯は、口の中に棲む「虫」が歯を食べて穴が開いてしまうと考えられていました。 その考えが覆り、口中の細菌が作った「酸」が歯を溶かすといったことが解明されたのは19世紀末のこと。 長い人類史からみれば、ごくごく最近のことだったのです。
昔の人は歯磨きどうしてた?
歯磨きの文化はインドで始まったといわれています。 釈迦が弟子に仏前で経を読む前などに木の枝を使って歯の掃除をすることを指導したと伝えられています。 日本では、江戸時代に(房楊枝)が使われていました。 小枝の片端を針ですいて房状にしたもので、もう片端はつま楊枝のようにとがらせてあります。
虫歯 いつから 時代?
古いものでは約20万年前のネアンデルタール人から「虫歯らしきもの」が発見されているそうです。 また、昔の人は歯の中にいる虫が、虫歯を作ると考えていたようです。 ただ、多くの人が虫歯になり始めたのは、農耕生活を始めた1万年前以降あたりからです。 穀物や芋を食べることで細菌がデンプンから酸を作り、虫歯が増えていったのです。
虫歯になるのはなぜ?
虫歯は、歯の表面についた歯垢(プラーク)に、虫歯をつくるミュータンス菌が棲みつき、糖分を栄養にして酸を出します。 この酸は歯の表面の硬いエナメル質を溶かし、その部分に穴をあけます。 これが虫歯の始まりです。