初回膝蓋骨脱臼では、骨折がない場合は、整復されていない場合は整復をした後に、外固定などの一般的な処置が必要です。 反復性脱臼や、初回脱臼でも脱臼しやすい素因が明らかで反復性脱臼になる可能性が高い場合や骨片のある場合には手術治療が勧められます。 手術を行わない場合には、脱臼しにくくするための装具を用いる場合もあります。
膝脱臼したらどうなる?
膝の脱臼は、必ず膝関節を支持する構造(靱帯や腱など)に損傷を与えて関節を不安定にし、ときにその状態が永続します。 動脈と神経もよく損傷します。 動脈が損傷すると、下腿への血液供給が遮断され、組織が壊死することがあります。 この問題の特定と治療を行わずにいると、脚の切断が必要な事態に陥ることがあります。
脱臼したらどうすればいいか?
●脱臼したと思ったらどうすればいいの?1氷のうや冷湿布などで患部を冷やします。2脱臼した関節が動かないように包帯などで固定します。3できるだけ早く、整形外科を受診するようにしましょう。
膝 脱臼 どれくらいで治る?
治療については、一般的には脱臼後2~3週間は固定します。 保存的治療の場合は、復帰までに特に決まりがあるわけではありません。 最低2カ月といわれていますが、再脱臼を防ぐためには、痛みや膝の可動域制限がなくなることはもちろん、本格的な復帰は太ももの筋力が回復するまで我慢が必要です。
足の脱臼の治し方は?
外れた関節をなるべく早く正確な位置に戻す「整復」を行うことが大切。 整復には手で引っ張って行うなどの方法と手術によって行う方法がある。 整復後は患部を安静にするため固定し、回復がみられたらリハビリテーションで周辺の筋肉の強化を図る。 脱臼を繰り返してしまう場合や骨折を伴う場合などは手術的治療を追加することもある。