適切な吸引カテーテルの太さ(Fr)=気管チューブの太さ(mm)×3×1/2 以下の太さ(Fr)となります。 気管チューブ7mm の場合は7×3×1/2=10.5Fr≒10Fr となります。
たんの吸引 なぜ?
気管カニューレを行っている場合は、気管支や気管カニューレ、肺に痰が溜まったりすることもあり、それが原因で肺炎の発症に至ったり、呼吸に支障を生じ、窒息に至ることもあります。 この様な命にかかわる最悪の事態を防ぐため、自分で咳をしたり痰を吐き出したり出来ない方に、痰吸引を行うことが必要となります。
痰吸引 何秒?
吸引時間は約10秒から15秒までが目安です。 カテーテルからゆっくり指を離し、回転しながら吸引してください。 吸引する際は、カテーテルを吸引しやすい角度に調整し、痰の色や量、粘稠度を観察しながら吸引を行いましょう。
吸引カテーテル 何センチ?
吸引チューブは、気管分岐部にあたらない程度に挿入し、吸引圧をかけ吸引を行います。 咽頭から気管分岐部までは、10〜12cmほどと言われています。 鼻腔から吸引する場合の挿入の長さは、15〜20cmほどが目安となります。 カテーテルは、気管分岐部にあたらない位置まで挿入します。
赤ちゃん 吸引 何センチ?
一般的に、気管吸引時の吸引チューブの挿入の長さは、挿管チューブの長さ+0.5~1cmといわれていますが、患児の状態によって異なるため、医師の指示に従いましょう。