まず唾(唾液)が臭いと口臭も強くなります。 お口の中には、微好気性菌(酸素を好む菌)、嫌気性菌(酸素の少ない環境を好む菌)やウィルス、バクテリアなどさまざまな菌が大量に存在しています。 口のニオイを発生させるのは、嫌気性菌で、これが大量発生したり活動したりすると口は臭くなります。
唾が臭いのはなぜ?
唾液そのものは『無臭』です! 口の中が臭う原因として食べ物の臭い、虫歯や歯周病による細菌の繁殖などがあります。 細菌の中に嫌気性菌という菌がいて、この嫌気性菌が臭いを発生させているのです。
唾液 乾くと臭い なぜ?
嫌気性菌は、口が渇いて酸素が少なくなると活発に活動し、<strong>唾もネバネバ</strong>してきます。 また、揮発性硫黄化合物という「臭いニオイ物質」を作り、これが唾液と混ざることで「唾液が臭い」と感じるようになるのです。
なぜ朝は口が臭いのか?
寝起きの口臭が酷くなるのは、寝ている時の唾液の減少によるものです。 唾液はお口の中の細菌を洗い流す作用があり、臭いの元を取り除いてくれています。 しかし、就寝中は口を動かさないので唾液の分泌量が減り乾燥した状態が続くことによって、細菌がどんどん増殖して起きた時の口臭が酷くなってしまうのです。
よだれ 臭い 病気?
歯周病は、「歯石」や「歯垢」が溜まることで発症します。 歯石や歯垢が、歯茎の内部などの見えない部分に溜まっていると、悪臭を発してしまいます。 また、重症になって歯茎の炎症・化膿を起こすと、細菌が繁殖しやすくなって唾液のにおいがさらに強くなります。 歯周病の治療を行いましょう。