冬風邪は熱が高くなりますが、夏風邪は37.5℃くらいの微熱が続きます。 また、夏風邪ウイルスは、のどや腸で増えるため、のどの痛みや激しい咳、腹痛、下痢などの症状が主で、冬風邪のような鼻水や鼻づまりの症状が出にくいのが特徴です。
夏風邪 発熱 何日?
疾患名原因ウイルス潜伏期咽頭結膜熱アデノウイルス5~7日ヘルパンギーナコクサッキーウイルス2~4日手足口病エンテロウイルス コクサックーウイルス3~5日
夏風邪って何?
「夏風邪」の症状として咽頭痛や発熱があげられ、そもそも「夏風邪」とは梅雨から夏季にかけて流行するウイルス感染症の総称を指します。 6月以降は三大夏風邪と言われている「ヘルパンギーナ・手足口病・プール熱」の感染がピークを迎え、主にお子様が発症します。
夏風邪はどのくらい?
夏風邪は1週間以内に自然と治癒します。 ウイルス感染が主体ですので、抗生物質は無効であり、投与の必要性はありません。のどの痛みや発熱に対するアセトアミノフェノン(コカール、カロナールなど)の投与、および脱水が高度な人には輸液を行う、などが主な治療です。
夏風邪のウイルス性は?
冬にひく風邪に対し夏にひく風邪を夏風邪と呼びます。 冬風邪を引き起こすウイルスは乾燥を好みますが、夏風邪を引き起こすウイルスは高温多湿を好みます。 200種類以上の風邪の原因になるウイルスのうち、・アデノウイルス・エンテロウイルス・コクサッキーウイルスが夏風邪を引き起こしやすい原因となります。