水分量の多い便は消化液の多い便といえます。 消化液は意外に刺激が強く、肛門出口 付近がヒリヒリ傷む場合があります。 原因が拭きすぎの場合もありますが下痢だけで肛 門周囲がただれることさえあるのです。
下痢の時おしりが痛い なぜ?
回数が多い方の便は、軟便や下痢便が多く、腸液(消化液)をたくさん含んだ状態です。 腸液はアルカリ性で、肛門の皮膚を刺激し傷めます。 その傷んで弱った皮膚に温水便座のシャワーをあてたり、石鹸やおしりふきを使って肛門を必要以上に洗浄すると、強い痒みや痛みにつながることがあります。
下痢をするのはなぜか?
内容物が腸を通過する際に、内容物に含まれる水分が体内に吸収され適度な水分を含む便になります。 この時、なんらかの原因でこの「ぜん動運動」が異常に活発になった時や水分量の調節機能に障害が起きた時に便中の水分が増加して「下痢便」や「軟便」になります。
お腹痛い なぜ?
1つ目の内臓痛は、消化管が伸(の)びたり縮んだり、けいれんしたりしたときに、内臓の神経を通じて感じる痛みです。 2つ目の体性痛は、腹膜(ふくまく)や腸間膜(ちょうかんまく、小腸を包んで支えている膜)、横隔膜(おうかくまく)といった機関に通っている知覚神経が刺激(しげき)されて起きます。
おしりの穴 痛い なぜ?
患部の位置によって痛みの感じやすさや出血の度合いが違い、治療法も大きく変わってきます。 おしりが痛む、肛門が痛む病気のうち、イボ痔(痔核)、かんとん痔核、血栓性外痔核、切れ痔(裂肛)、あな痔(痔瘻)、肛門周囲膿瘍、突発性肛門痛について説明します。