知っているようで知らない下痢のお話~下痢が続くとき~. 下痢のメカニズム. 下痢といえば、おなかのトラブルのなかでもつらい症状の .
なぜ下痢になる メカニズム?
腸の「ぜん動運動」が過剰になった場合、腸の内容物が急速に通過するため水分の吸収が十分に行われません。 そのため、液状の糞便となり下痢便や軟便になります。 また、腸から体内への水分吸収が不十分な時や、腸からの水分分泌が増えると、腸の中の水分が異常に多くなり下痢便や軟便になります。
下痢をほっておくとどうなるのですか?
激しい下痢や、下痢が長く続くと、体内の水分・電解質・栄養分が失われます。 脱水症状や栄養失調を引き起こすこともあります。 特に高齢の方やお子様では、これらの状態が悪化すると生命の危険もありえます。 下痢の時は、十分な水分補給を心がけてください。
下痢の時は何科?
下痢が続くときや、熱やおなかの痛みがあるとき、便に血が混じるとき、便秘と下痢をくり返すとき、おしっこが出ないとき、体重が減ってきたときには、内科または消化器内科を受診してください。
下痢には何が効く?
下痢をしているときは体内の 水分と電解質(とくにナトリウ ムとカリウム)が失われますの で、その補給が大切です。 身近な ところではスポーツドリンクが 適しています。 ただし大量に飲むときは、少し水で 薄めて塩をわずかに溶かして飲むと良いでしょう。