下痢をすると水分が出ていってしまい脱水になりやすいので、できる限り水分補給を心がけてください。
下痢をするのはなぜか?
腸の「ぜん動運動」が過剰になった場合、腸の内容物が急速に通過するため水分の吸収が十分に行われません。 そのため、液状の糞便となり下痢便や軟便になります。 また、腸から体内への水分吸収が不十分な時や、腸からの水分分泌が増えると、腸の中の水分が異常に多くなり下痢便や軟便になります。
下痢かどうか?
下痢かどうかを判断するポイントは、ふだんのうんちと比べて明らかにゆるいこと、そして回数が次第に増えてくることです。 また、下痢便は未消化のまま排泄されるので腐敗臭や酸臭をともなうことがあります。 嫌なにおいが鼻をつくときも要注意です。
下痢をほっておくとどうなるのですか?
下痢が続くと脱水や栄養障害が起きたり、肛門の周りに痛みや炎症が起きたりして、心身ともに負担がかかります。 命に関わる状態になる場合もあるため、速やかに対処することが大切です。
下痢でおしりが痛い なぜ?
回数が多い方の便は、軟便や下痢便が多く、腸液(消化液)をたくさん含んだ状態です。 腸液はアルカリ性で、肛門の皮膚を刺激し傷めます。 その傷んで弱った皮膚に温水便座のシャワーをあてたり、石鹸やおしりふきを使って肛門を必要以上に洗浄すると、強い痒みや痛みにつながることがあります。