夏は広大な太平洋の上空に出来る時計回りの風を持った太平洋高気圧の勢力が強くなり、偏西風はブロックされて、北へ向きを変えてしまうのでカラッとした風が来なくなってしまう…。 そのため、湿度が上がるという事のようです。
夏 水蒸気 なぜ?
では、なぜ夏に水蒸気が多くなるのか、このような理由が考えられます。 夏は植物の活動が活発化して葉から蒸発する水分が多くなり、気温の上昇によって水面から大量の水分が蒸発することで、基本的な水蒸気の量が多くなるんです。 また、太平洋高気圧の位置や台風の発生によっては、さらに大量の水蒸気が運ばれることもあります。
日本 高温多湿 なぜ?
その理由は、「太平洋高気圧」が関係しているから。 この高気圧は太平洋上で発生するため水蒸気を多く含んでおり、夏になると北上して日本列島を覆う。 そして、太平洋の高温多湿の空気を南よりの風が日本に運ぶので湿度が高くなる。
季節 湿度 なぜ?
湿度は、気温によって変化する 以上のことを踏まえて「相対湿度50%」だった場合を考えると、温度が高いほうが「絶対湿度」も大きくなることがわかります。 つまり、気温の高い夏と気温の低い冬とでは、夏のほうが水蒸気の重量(絶対湿度)が多くなるため「湿度50%」でも夏と冬とでは感じ方が異なるのです。
湿度 高くなる なぜ?
空気の温度が高いと湿度も高く感じる 梅雨の時期や夏になると空気の温度が高いので、空気そのものに含まれる水分量が多くなって、湿度が高いと感じるようになります。