長い時間が経過すると、それだけ狭窄が強くなる可能性が高いです。 しかし、痛みの程度は狭窄の程度と必ずしも一致しないので、症状については、投薬などの保存治療を長期間受け続けた場合、2~3割のケースで改善することが分かっています。 狭窄した脊柱管を広げ、根治を目指す場合、手術が必要です。
脊柱管狭窄症を治すにはどうしたらいいですか?
脊柱管狭窄症の治療法 保存療法保存療法としては、局所麻酔剤などを注射する神経ブロック、鎮痛薬や血行を促進する薬などによる薬物療法、コルセットなどを装着する装具療法、腰回りの筋力を維持して症状を緩和するためのストレッチやリハビリテーションなどがあり、症状が軽い場合は保存療法で改善することもあります。
脊柱管狭窄症をほっとくとどうなる?
病状により、安静にしていても足に痛みやしびれが生じることがあります。 神経の障害が進行すると、筋力が低下することがあります。 症状が悪化すると、会陰部の感覚障害や頻尿、残尿感がみられる場合があります。 足の痛みやしびれを、加齢による症状だからと放置せず、違和感を覚えたらかかりつけ医または整形外科を受診しましょう。
脊柱管狭窄症は薬で治りますか?
腰部脊柱管狭窄の治療の基本は、薬物、リハビリ、注射療法です 腰部脊柱管狭窄の治療では、まず痛みを抑える薬や血行を良くする薬、筋肉をほぐす薬などを使った薬物療法が行われます。 症状によっては、腰の負担を軽くするコルセットを使用します。
脊柱管狭窄症は歩いてもいいですか?
腰を曲げて休むと血液が流れやすくなるので、痛みやしびれが低下して再び歩けるというわけです。 治療は歩行障害のある人に限られ、多少痛くても30分も歩けるような人には運動をおすすめします。 一方、歩行がある程度制限される人には、神経周囲の血流を良くする薬を処方します。