仙骨骨折においては神経損傷を合併することがあり、下肢の知覚低下・筋力低下、膀胱直腸障害がおきることがあります。 神経障害に対しては現在のところ有効な治療法はなく後遺症が残ることもあり、今後の検討課題とされています。
仙骨骨折 なぜ?
歩行や走行による床反力が股関節から骨盤へ伝わり、さらに腰椎にかかる体重が骨盤へ伝わるため、両負荷の折衝部である仙骨で疲労骨折が発生します。 痛みを訴える部位は、殿部や腰、大腿上部など広範囲に及びます。
仙骨骨折 いつ治る?
全治4ヶ月で安静にしていれば治ると診断された。
恥骨骨折したらどうなる?
恥骨骨折では、多くの場合、骨折部に強い痛みが起こります。 さらに、骨折部に大きなずれが生じると、骨盤の変形障害や股関節の運動障害の他、骨盤のゆがみによって下肢が短くなる短縮障害が生じるおそれがあります。
骨盤骨折したらどうなる?
骨盤骨折が重度で不安定な場合は、非常に激しい痛みが生じ、歩くことができません。 一方、軽度の骨折でははるかに痛みが少ないこともあります。 他の部位に損傷があると、別の症状も現れることがあります。 例えば、血尿、排尿困難、尿失禁(排尿をコントロールできない状態)、下血や性器出血などの症状がみられます。