お子さんの検診で「歯の数が足りない」「乳歯の下に永久歯が無い」と指摘された方へ。これらは、将来的にトラブルを抱えやすい「先天性欠損」の可能性があります。
先天性欠如歯 どうする?
乳歯が抜けた場合は、ブリッジや入れ歯、インプラントなどで補填させるのが一般的です。 そのほか、矯正歯科で歯並びを整える方法もあります。 治療方法によって外科手術が必要なものもありますので、歯医者さんとよく相談しながら決めましょう。
先天欠如歯の好発部位は?
どの歯が先天性欠如になりやすいの? 日本小児歯科学界の調査によれば、上顎(約.4.37%)より下顎(約7.58%)と発生頻度が高く、部位的には左右共に第二小臼歯(5番)と側切歯(2番)に多く認められました。
先天性欠損歯 矯正 いつから?
噛み合わせに問題がなければ、全て永久歯に生え変わる12歳前後から本格矯正で治療開始が望ましいです。
先天性欠如歯 なぜ?
ところが先天欠損では、永久歯の元となる歯胚が何らかの原因で作られません。 先天欠損のはっきりとした原因はわかっていませんが、遺伝や妊娠中の栄養不足、全身疾患の影響、お腹の中にいるときに薬の影響を受けてしまったことなどが原因として考えられています。