腺癌の母組織は腺(ある種の物質を分泌・排泄(はいせつ)する細胞組織)であるため、腺上皮・腺を含む組織および臓器のすべてから発生するが、とくに胃、腸、肺、乳腺、甲状腺、子宮などに好んで発生する。
腺癌 どこにできる?
肺の付け根や心臓周囲だけでなく、鎖骨上や首周囲のリンパ節に転移したり、悪性胸水や胸膜播種として肺の外にがん細胞がこぼれたり、脳や骨、肝臓や副腎など全身への転移を起こしたりすることもあります。 こうした状況では、立てなくなったり字が書けなくなったりといった呼吸器以外の症状が出ることも。
子宮腺癌 どこ?
すべての子宮頸部腺癌は子宮頸部から発生しますが、より大きな腫瘍が成長して、子宮内膜、膣、膀胱、直腸などの近くの臓器に発生する可能性があります。 病理学者は、腫瘍の拡大という用語を使用して、がん細胞が子宮頸部の開始点から周囲の臓器や組織にどれだけ移動したかを説明します。
腺癌って何?
体を構成する組織のうち、腺組織とよばれる上皮組織から発生するがんです。 胃、腸、子宮体部、肺、乳房、卵巣、前立腺、肝臓、膵臓、胆のうなどに発生します。
腺癌の割合が多いのはどれか?
○1 腺癌は小細胞癌より多い。 肺癌の中で最も多いのは腺癌で、全体の約6割を占める。 2番目に多いのは扁平上皮癌で約2割。 小細胞癌は約1~2割。