一方、夜間は、体を休めるために副交感神経(ブレーキ)が働いて気道は狭くなります。 気道は、昼間に比べて夜になると炎症が強くなって、①気道の表面が腫れる・②分泌物が増える・③気道周囲の筋肉が縮みます。 寝具(ふとん・まくら)に付いているダニ・ほこりを吸って、アレルギー反応が起きます。
夜 咳 何故?
1.なぜ夜になると咳が出るのか 交感神経は昼に起きているときに優位となり、副交感神経は夜に眠っているときに優位となります。 夜になって副交感神経が優位になると、体の緊張がゆるむことで気管支が狭くなります。 そのため、咳が出やすくなるのです。
夜 息苦しい なぜ?
夜眠っている状態であると、心臓に戻ってくる血液が停滞します。 その結果、肺、胸腔内に水が溜まることが生じます。 ガス交換が困難になるので、息切れ、息が苦しくなる症状を自覚します。 特に、夜間帯に症状が悪化することが多いです。
子供 夜だけ 咳 なぜ?
基本的に、咳症状は夜に強く出やすいです。 夜になると副交感神経が優位になる影響で気管支が狭くなったり、体温より冷たい空気に触れることで気管支が敏感に反応しやすくなったりします。
小児喘息 いつ頃?
小児ぜんそくは「小児気管支ぜんそく」ともいい、呼吸困難などの発作を繰り返す病気です。 日本では小児の3%、外国では10%以上と報告され、ありふれた慢性疾患のひとつですが、最近10年間で2~3倍にも増えています。 発症は1~2歳が多く、小学校入学までに発症する人が大半。