血管の内側を覆っている血管内皮細胞には血液が凝固することを抑制する物質が多く存在し、血液が凝固することを妨げています。 ですから、血液は血管内で流動性を保って、流れているうちは凝固しずらいです。
血液固まる どうなる?
止血には血液の凝固が伴います。 血液が凝固しすぎると、出血していない血管までふさいでしまうことがあります。 凝固が不十分すぎると、軽いけがでも過剰な出血が生じやすくなります。
血が止まりにくい 何科?
全国から患者さんが訪れる血液凝固異常症の専門外来 血液凝固科では、血が止まりにくい病気をもつ患者さんの専門外来を開いています。
血が止まらない時はどうしたらいい?
応急処置1清潔なガーゼやハンカチを、重ねたりして傷口にあて、その上を手で押さえ圧迫してください。2傷口を心臓の位置より高く上げておくと、止まりやすくなります。3大きな血管からの出血の場合で、片手で圧迫しても止血しない時には両手で体重を乗せながら圧迫してください。
凝固因子欠乏の原因は?
自己免疫性後天性凝固因子欠乏症の真の原因は不明であるが、それぞれの凝固因子に対する自己抗体が出血の原因であるので、免疫反応を抑えて自己抗体の産生を止める必要がある。 症例によって免疫抑制薬の効果が異なり、画一的な治療は推奨されない。