・アイスノン・冷えピタ・お菓子の保冷剤などで3日間続けて冷やします。 (冷やす位置は、点滴の針が入っていた部位を中心に約10 cm四方です)。 ・点滴中に血管痛や静脈炎が起こったときは、症状が落ち着くまで入浴等、血管を温める行為は控えてください(シャワーは構いません)。
血管痛はなぜ起こる?
血管痛ではさまざまな原因が考えられます。 穿刺そのものによる痛みのほか、血管壁や血管内の逆流防止弁が血液と一緒に針から吸われるために起こる疼痛もあります。
点滴 痛い なぜ?
点滴は、水分や栄養の補給ができる大切な治療ですが、点滴中に血管が痛くなったり赤くなったりしたことはありませんか? 原因は、点滴液による刺激や感染により「血管炎」を起こしているからです。 血管炎が起きたら、針を抜いて別の血管に刺し替えなければなりません。 また、点滴が漏れて腕が腫れた経験をお持ちの方もおられるでしょう。
静脈炎 どうする?
血栓性静脈炎の急性期は、局所の安静と湿布、弾性包帯などを用いると、ほとんどが数週間で治ります。 難治性のものには、抗血小板薬やワルファリン(抗凝血薬)が必要になる場合もあります。 感染や静脈瘤炎を合併している時には、血栓の除去や静脈の切除が必要になる場合もあります。
静脈炎 いつまで?
一般的な血栓性静脈炎では、血栓によって静脈が詰まった部位周辺に限局して痛みや発赤、腫れなどの症状が現れます。 痛みは症状の程度によって異なり、押すと痛みが増すのが特徴です。 多くは10日前後で自然とよくなりますが、病変部位の静脈が硬くなって皮膚の上からでもコリコリとしこりのように触れることがあります。