血痰が認められた場合は肺がん、肺結核、非結核性抗酸菌症、気管支拡張症、肺炎、肺アスペルギルス症、肺梗塞、心不全など色々な原因が考えられます。 また抗凝固薬(血をサラサラにする薬)を飲まれていると、血が固まりにくくなり出血しやすいと考えられます。
痰に血が混じる 少量 何科?
また、少量でも血痰が続く場合や、日を追うごとに出血量や回数が増えるような場合にも、肺炎や肺結核などの可能性があるため速やかに診療を受けてください。 受診する場合には、まず呼吸器科を受診するのがよいでしょう。 呼吸器が原因ではないとわかった場合は、耳鼻咽喉科や消化器科を紹介される場合もあります。
肺がん 血痰 なぜ?
肺がんでは、がんが気道に近い部位や気管支に広がると、その場所から出血が起こる可能性があります。 この場合、血痰や喀血となって口から外に出てくることがあります。
咳 血が出る 何科?
受診の目安とポイント 特に呼吸器内科を受診してください。 また、特発性喀血症以外の約80%には背景に肺の病気があります。 喀血であると判断ができる場合には呼吸器科への受診でよいですが、吐血などとの区別が自分では分かりづらいこともあります。 迷う場合にはまず内科へ受診しましょう。
吐血はどこから出るの?
喀血は気道(気管・肺)から出血した時に見られる出血です。 気道の出血が少量であれば痰に血が混じっている状態、血痰と表現します。 喀血は血液そのものを咳とともに吐く状態です。