空腹時の血糖値は正常でも「食後1-2時間のうちに急激に高血糖(140mg/dl以上)となる」病態が血糖値スパイクです。
血糖値が上がるのは食後何時間?
したがって食事をすると一時的に血糖値が上昇するのは、健康な人も糖尿病の人も同じですが、通常食後1時間が血糖値のピークで、健康な人は食後2時間もすれば血糖値は140㎎/㎗未満に低下します。 これが低下せず140㎎/㎗以上の高い値が続くことを「食後高血糖」といいます。
血糖値スパイク いつから?
血糖値スパイクの仕組み いつ計測しても血糖値が高い糖尿病とは違い、血糖値スパイクは食後1-2時間の急激な高血糖が特徴です。 インスリンの分泌が少なかったり働きが不十分で、通常は食後約2時間後には正常値に下がる血糖値が下がらない(140mg/dl以上)ことが原因です。
血糖値は食後何時間で下がるか?
健康な人では血糖値が上昇すると、すい臓から適切な時間に適切な量のインスリンが分泌され、その働きによって血糖値は低下し、食後約2時間後には空腹時の値に戻ります。
食後血糖値どこまで上がる?
食事をすると血糖値は高くなり、2~3時間以内に正常値(110mg/dl未満)に戻るのが一般的です。 しかし、血糖値が低下せず長い時間140mg/dl以上の値が続く場合に食後高血糖と判断されます。