緊張したり、歩いてきた直後だったりすると、普段より高い血圧が出ることがあります。 中には医師や看護師の白衣を見ただけで血圧が上がってしまう方もおられます。 脈拍が不規則になって(不整脈)血圧が普段と違う値になることもあります。
血圧計 いつも違う?
血圧は、緊張などの精神状態や測る時刻、気温など環境によっても刻一刻と変化します。 ですから毎回違う血圧は全部正しい血圧ということです。 血圧計の準備をしてすぐに測ると、高めに出ることが多いので、しばらく安静にしてから測ることをおすすめします。
血圧 何度も測り直す?
正しい血圧管理のために、リラックスした状態で毎日同じ時間帯で測定しましょう。 また、何回も続けて測定すると、腕が圧迫されてうっ血し、測定値が変わることがあります。 うっ血を治すには、腕帯を巻いたまま手を高く上げ、手のひらを握ったり開いたりの運動を、15回ほど繰り返してください。
血圧計何回測っても違う?
連続して血圧を測定し、1回目と2回目の測定値が違う場合、同じ時間に測定をする1回目の値は、2回目の値よりも高くなる傾向があります。 1回の測定では不安を感じる場合は、1度に2回(若しくは3回)測定し、その平均値を記録してください。
血圧 2回目 なぜ下がる?
測るたびに数値が違うのは何故? *血圧は自律神経によってコントロールされています。 個人差はありますが、1回目に比べて2回目3回目 は低い値になる傾向があります。 これは、自律神経によって圧力に反発して硬直して いた筋肉や血管が、だんだん慣れてくるためと考え られています。