高血圧とは、安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態をいいます。 高血圧になると血管に常に負担がかかるため、血管の内壁が傷ついたり、柔軟性がなくなって固くなったりして、動脈硬化を起こしやすくなります。
血圧が高い時はどうしたらいいでしょうか?
詳しくご説明します。1減塩 塩分を過剰に摂取することは血圧上昇の要因として大きいので、減塩が食事療法の基本になります。 ... 2カロリー制限をする 適切なエネルギー量を摂取するようにして、適正体重を維持します。 ... 3ミネラルを摂取する ... 4アルコールを控える ... 5ストレスに気を付ける ... 6十分な睡眠をとる ... 7喫煙を控える ... 8カルシウム拮抗薬
血圧が高くなるのはなぜ?
塩分の取りすぎ塩分の摂り過ぎると、血液中の塩分濃度が高くなります。 濃度を下げるために水分を体に溜め込み、その結果血液量が増えるため血圧が上がる。 ストレスストレスは交感神経の働きを高めるため、心拍数が上がるなどした結果、血圧が上がる。 喫煙喫煙は、末梢血管の収縮するため血圧が上がる。
高血圧の弊害は?
血管を流れる血液の圧力が高くなると、つねに血管に刺激がかかって、動脈(酸素を届ける血管)が傷みやすくなるのが、大きな問題です。 それと同時に、血液を高い圧力で送り出しているのは心臓だから、心臓が多くのエネルギーを必要とし、疲れやすくなります。 つまり、高血圧は、血管や心臓に障害をもたらします。
血圧が高いとどんな病気になりますか?
血管の壁は本来弾力性があるのですが、高血圧状態が長く続くと血管はいつも張りつめた状態におかれ、次第に厚く、しかも硬くなります。 これが高血圧による動脈硬化で、この動脈硬化は、大血管にも、小血管にも起こり、脳出血や脳梗塞、大動脈瘤、腎硬化症、心筋梗塞、眼底出血などの原因となります。