家庭内で血圧を測定する場合、朝の起床時後1時間以内、食前、排尿後、あるいは夜の就寝前後が良いと言われています。 入浴や食事の前後は血圧の変動が激しいので避けた方が良いです。
血圧は何回測っても良い?
〇いつ血圧は測ればいいの? 高血圧治療ガイドライン2014では①朝(起床後1時間以内・排尿後・お薬を飲む前・朝食前・座位で数分安静にしてから)、②晩(寝る前・座位で数分安静にしてから)の測定が推奨されています。 またそれぞれ2回測定し、その平均値を記録するとあります。
1日のうちで血圧が高くなる のは いつ?
血圧は1日の間でも変動します。 通常、睡眠中は低く、朝になると起床前からゆっくり上昇し、昼間の活動量が多い時間帯には高くなります。 夕方になって活動量が減ると血圧も低下し、睡眠中はさらに低くなります。 また、運動や食事、感情の変化の影響で変動することもあります。
血圧が上がるのはどんな時ですか?
例えば、急にしゃがんだ時や、排尿・排便時、仕事などで大きなストレスを感じた時、喫煙時、塩分の多い食事をとった時などは、血圧が上がりやすく、一方、リラックスしている時は、血圧が下がりやすくなります。 血圧が一時的に上がっても、通常は、夜間やリラックス時に下がりますので、問題ありません。
なぜ血圧を測るのか?
血圧測定 血圧測定は、主に脳卒中や心臓病など、動脈と心臓に関する疾患が発症する危険度を評価するために行います。 これまでの統計調査によって血圧が高い人ほど脳卒中や心臓病が発症する危険度が高いことが実証されていますので、定期的にくり返し血圧測定を受けることで自分自身の平均的血圧を知ることが大切です。