デジタル大辞泉「失血」の解説 [名](スル)出血のため多量の血液を失うこと。 [補説]成人が、動脈性出血で全血液量の3分の1以上を失うと生命の危険があり、2分の1以上失われると心停止をきたす。
血 どれくらい抜ける?
しかしながら、出た血液を口から飲んだら、どうなるのでしょうか。 人間の身体に流れる血液の量は、体重のおよそ13分の1。 体重が65キロなら5kgで、体積に置き換えると4.7リットルとなります(血液比重1.055で計算)。 また、全血量の半分以上が体外に出ると死に至るとされています。
なぜ血がなくなると死ぬのか?
血液は、私たちが生きていくために必要な酸素や栄養をからだ中に送り、いらなくなった二酸化炭素や古くなった細胞を運び出しています。 このため、血液が出血多量で少なくなったり、心臓が止まって流れがなくなると、私たちは生きていけなくなるのです。