私たちのからだを流れている「血液」は、体重の約8%を占めています。 通常、日本人成人の血液量は、性別の違いなどによる個人差はあるものの、平均的には体重1kgにつき約80mLあると言われています(体重60kgの人の場合ですと、5L弱の血液が流れている計算になります)。
出血量 どのくらい?
さまざまな原因で血管が破れ、血管内を流れている血液が血管外に漏れ出て出血します。 全血液量の約20%(体重50kgの人で800mL)以上が短時間で失われると出血性ショックとなり、さらに30%(1200mL)以上の出血で生命の危険があるといわれます。
血液 どのくらいなくなったら死ぬ?
デジタル大辞泉「失血」の解説 [名](スル)出血のため多量の血液を失うこと。 [補説]成人が、動脈性出血で全血液量の3分の1以上を失うと生命の危険があり、2分の1以上失われると心停止をきたす。
血流 どれくらい?
極小の毛細血管まで含めると、その長さは10万キロメートルともいわれています。 なんと、地球を2周半するほどの長さです。 そして心臓から出た血液が体内を巡り、再び帰ってくる時間は約30秒。 相当の速さですよね。
出血性ショック どのくらい?
出血性ショックは、外傷による出血の他、消化管など体内からの出血によって大量の血液がなくなった時にみられます。 全身を巡る血液量は体重の約8%といわれています。 全血液量の20%以上の血液がなくなるとショック症状が表れるようになります。