心耳【しんじ】 心臓の心房の一部が前方に向かって突出し,肺動脈の基部を前からおおっている部分。 左心耳と右心耳があり,薄い先の細い嚢状を呈し,内部には櫛(くし)状の高まりが並んでいる。
心耳の役割は?
胎内で心臓が成長してくると、肺静脈の一部が左右の心房に変化し、原始心房は心耳として残されるのです。 心耳には、胎生期にポンプ機能を果たすために必要であった心筋が櫛状に残存し、そこに血液が停滞しやすいので、血栓の温床部位となってしまうのです。
しんきぶ どこ?
心基部は第2肋間の高さ、心臓の上端後部で肺動脈と大動脈が出る場所です。 心尖(しんせん)部は第5肋間後方、正中線から7~9cmのところにあります。
僧帽弁 どこにある?
心臓の左心房から左心室への間にある弁。
左心耳 なんて読む?
用 語対 訳left atrial左心房【形】left atrial appendage左心耳left atrial compliance左房コンプライアンスleft atrial dimension左房径