心房細動によって心房に血栓が生じやすくなる。 左心房内で生じた血栓が左心室から大動脈経由で脳の動脈に流れると、脳塞栓症が生じる。
心房細動で起こりやすいのはどれか？
心房細動は心房内に血栓が形成されやすく、それが塞栓子となって脳塞栓を起こす危険がある。 心房性期外収縮は心房内に異所性興奮が発生し、本来の洞調律で予想される心房興奮より、早い時点に出現する心房興奮をいう。 これによって血栓が生じることはない。
脳梗塞が発生しやすい不整脈はどれか？
脳塞栓症を生じやすい不整脈はどれか。 脳塞栓症は、心臓などにできた血栓が血流に乗って移動し脳の動脈に詰まることで起こる。 心房細動があると心臓内に血栓ができることから、脳塞栓症の原因となる。
心原性脳梗塞の原因として最も多い不整脈はどれか？
心房細動は、心原性脳塞栓症の原因の７割以上を占めます。 心房細動とは不整脈の一つで、心臓が不規則に小刻みに震えてうまく収縮できず、心臓の血液ポンプ機能が失われ、心臓の中で血が固まって血栓ができてしまいます。
心原性脳塞栓の原因となるのはどれか？
心原性脳塞栓症（しんげんせいのうそくせんしょう）とは、心臓の中の血栓が原因となって、脳の血管に詰まって起こる脳梗塞です。 原因は心房細動（しんぼうさいどう）という不整脈が主な原因です。 心原性脳塞栓症は重症な脳梗塞になることが多く予防が重要です。
