赤ちゃんは、ママの胎内にいるときに病原体に対抗する「抗体」をもらって生まれてきます。 抵抗力の弱い低月齢の赤ちゃんは、その抗体のおかげで感染のリスクから守られているのです。
赤ちゃん 風邪ひかない いつまで?
赤ちゃんはかぜにかかりにくいと言われるのは、この抗体のおかげです。 この抗体は生後6ヶ月を過ぎると減少しますが、赤ちゃん自身の免疫が発達し始めるのは1歳を過ぎてからです。 すなわち、6ヶ月から1才半では免疫力は一生で最も低下しています。 この時期にはかぜをひきやすく、またかぜが重症化しやすい年齢になっています。
新生児 風邪 どうする?
風邪であれば数日で平熱に戻っていきますので、見守りましょう。 しかし、長く熱が続くと体力を奪われます。 38度以上の発熱が出た場合は、すぐに病院を受診してください。 ぐったりしてきた、元気がなくなってきた場合は、38度以下でも一度病院を受診してください。
新生児 風邪 どれくらいで治る?
体の中にウイルスへの免疫ができれば治ります。 ふつうは3~4日で症状は軽快します。 食欲があればミルクや離乳食はいつも通りに。 熱、せき、下痢のときはとくに水分補給を心がけましょう。
初めての熱 何ヶ月?
初めて熱を出したのはいつかについて伺ったところ、もっとも多かったのが「生後0~3ヶ月」で30%、続いて「生後4~6ヶ月」26%でした。 生後6ヶ月まではママの免疫が残っていて病気になりにくいと言われていますが、油断しないほうが良さそうです。