弁は本来、血液が流れるときに開き、流れ終わったら閉じて、血液が逆流しないように機能します。 しかしながら、何らかの理由で弁の機能に異常が起きると、弁の開きが悪くなり血液の流れが悪くなる状態(狭窄症)や、正常に閉じなくなることで逆流を起こしてしまう状態(閉鎖不全症=逆流症)になることがあります。 21 сент. 2021 г.
心臓の弁が悪いとどうなる?
大動脈弁が開かなくてはならない時に完全に開かず、左心室から大動脈へ送られる血流が妨げられます。 そのため、左心室に負担がかかります。 また、心臓から送り出される血液量が少なくなるため、心臓自体や脳の酸素不足を起こします。 特徴的な症状は胸痛、失神などです。
心臓弁膜症とはどういう症状ですか?
心臓弁膜症の主症状は、息切れ、胸の圧迫感や痛み、疲労感、ふらつき、めまい、失神および運動困難などです。 一般的に、息切れや胸の痛み、めまいなどは65歳以上になるとよくみられるため、「年をとったせい」「たばこを長年吸っているから」などと考えがちですが、検査をしたら実は心臓弁膜症だったということは少なくありません。
心臓の弁膜の開閉はどのように行われているのか?
心室が収縮し始めて、心 室内圧が高まると(+)、房室弁は心房に向かって開くが、腱索によって弁の反転が阻止さ れて、パラシュート状に閉じられるので、心室から心房への血液の逆流が阻止される。 心 室が駆出期になると(+)、動脈弁が開き(-)、勢いよく動脈に血液が拍出される。
心臓弁膜症は治りますか?
心臓弁膜症は、自然治癒することはありません。 患者さんの状態によって、3つの選択肢から治療方法が選択されます。