広義の定義では、「胸腔」は「胸郭の内側」を指します。 胸郭、つまり肋骨(胸骨、脊椎)や肋間筋などで囲まれた胸(首より下で横隔膜より上の領域)の中の空間(左右の肺や心臓など胸部の臓器全てが入っている空間)を指します。
胸腔内 何がある?
胸腔(きょうくう・きょうこう、英: thoracic cavity, chest cavity)は、胸壁肋骨・胸椎・胸骨・横隔膜によって囲まれた、人体(など、横隔膜をもつ脊椎動物の体)の空間。 横隔膜により腹腔と区分される。 胸腔上部の境界は正面は胸骨柄、側面は第一肋骨、背面は脊柱である。
肋骨はどこにある?
〘名〙 胸から左右の脇へ連なって内臓を保護する骨。 左右合わせて二四本あり弓形に並行し、前端は胸骨に、後端は脊柱につづく。 ろっこつ。
胸腔内圧 いくつ?
通常、胸腔内は陰圧(大気圧より-5~-8cmHO)に保たれています。 これによって肺は引っ張られ、肺自体の弾性(縮む力)と均衡がとれ、膨張を保持しています。 しかし、気胸になると、胸腔内圧が変化して陰圧が保持できなくなります。
心臓 肺 どっちが前?
つまり、全身→右心房→(三尖弁)→右心室→肺動脈→肺 という順番で通っていきます。 肺でガス交換をして酸素をたっぷり含んだ血液は、左側の心臓を通って全身に行きます。 つまり、肺→肺静脈→左心房→(僧帽弁)→左心室→大動脈→全身 という順番で通っていきます。