肋骨と肋間筋、胸筋を胸壁、胸壁と横隔膜に囲まれた部分を胸腔と呼び、胸腔の中に左右の肺と縦隔があります。 縦隔は左右の肺の間の部分で、気管・気管支、心臓、大動脈、食道が存在します。
胸腔内 何がある?
胸腔(きょうくう・きょうこう、英: thoracic cavity, chest cavity)は、胸壁肋骨・胸椎・胸骨・横隔膜によって囲まれた、人体(など、横隔膜をもつ脊椎動物の体)の空間。 横隔膜により腹腔と区分される。 胸腔上部の境界は正面は胸骨柄、側面は第一肋骨、背面は脊柱である。
胸郭は何で構成されている?
胸郭は、人間の 胸部に位置し、12個の胸椎(きょうつ い)、12対の肋骨(ろっこつ)、1個の胸骨 から構成される籠状の骨格です。 胸郭 で囲まれた空間には、心臓や肺などの 重要な臓器が収められており、胸郭は これらを保護する重要な役割を果たし ています。
胸水はどこにたまる?
健康な人でも、肺の周りの「胸腔」という場所に少量あり、体格に比例して 0.1-0.2mL/kg 存在します(参 考文献①より)。 胸水は、呼吸により肺が伸縮するときの潤滑油のような役割を果たしていると考えられていますが、 その他にもさまざまな働きをしています。
胸郭 何対?
胸郭は胸壁の骨格であり、胸骨(1個)、胸椎(12個)、肋骨(12対)で構成されています。 鎖骨は胸郭には属しません。 胸郭が取り囲む内部を胸腔といい、この胸腔の中に心臓や肺などがあります。