嗅上皮は匂い分子を感知する部位であり、嗅細胞、支持細胞と基底細胞から構成されている。 鼻腔の上部にある上皮であり、粘膜に覆われている。
嗅覚受容体 どこ?
われわれの 鼻の奥にある鼻腔の天井には、ひだ構造をし た嗅上皮があります。 そこには、約500万個 の嗅神経細胞がぎっしり並んでいます。 その 嗅神経細胞が一種類の嗅覚受容体を発現し、 自分のパートナーである基質、即ち匂い分子 が入ってくるのを待っている。
嗅球 どこにある?
嗅球はヒトにおいては前頭葉の下に位置する長円形の小さな構造である。 マウスなどのげっ歯類においては、それに比べると脳の中で比較的大きな割合を占めており、終脳吻側に突き出た構造となっている(図1)。 鼻腔中の嗅上皮で匂い受容を行う嗅神経細胞からの入力を受け、嗅皮質に出力する。
嗅神経 どこ?
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「嗅神経」の解説 第1番目の脳神経。 鼻腔の嗅上皮に分布する嗅細胞の基部から頭蓋腔内の嗅球に向う神経突起であり,直接脳に神経突起を送る点で,感覚神経の原始型として注目される。 嗅神経は頭部外傷で損傷を受けやすい。
嗅覚の中枢 どこ?
嗅覚障害はこんな病気 においの感覚(嗅覚)は、空気中のにおい分子が鼻と脳との間にある嗅細胞(嗅神経細胞)を刺激し、前頭部(脳の前方)にある嗅覚中枢に伝わることで起こります。