診断をつけるため、鼻の中に光を当てでのぞいて見るほか、鼻内視鏡や、レントゲンなどの検査を行います。 場合によってはCT検査も行います。
蓄膿症 どうしたらわかる?
一般には、ドロッとした黄色や緑の鼻汁がでたり、それが痰のようになって喉に流れてきたりします。 多いのは両頬や目の周囲など、副鼻腔のある場所に痛みを感じ、頭痛を伴ったりします。 (頭がボーっとして、頭を動かすと頭痛がする場合が多いようです。) 熱が出ることもあり、単なる風邪だと思って放っておくと、慢性化してしまうのです。
副鼻腔炎 何科を受診?
耳鼻咽喉科を受診してください。 副鼻腔炎は鼻内視鏡やレントゲン、CT検査をしないと詳しい診断ができません。 慢性化した場合の治療方法は抗菌薬を通常の半分の量で長期間服用するマクロライド少量長期療法やネブライザー療法を行います。 それでも治らない時には手術加療が内視鏡を用いて行われています。
副鼻腔炎 どうやって診断?
急性副鼻腔炎の診断 レントゲン検査で副鼻腔の炎症を診断します。 また必要に応じてCT検査も行ないます。 鼻の中状態や鼻茸(鼻ポリープ)の有無などをくわしく調べるために行います。
耳鼻科 CT 何がわかる?
CTでは全ての副鼻腔を細かく観察することができ、副鼻腔炎の範囲・程度の確認、治療の効果判定、手術適応の判定に有用です。 また、副鼻腔炎では真菌(カビ)や虫歯が原因となることがあります。 真菌や虫歯が原因の場合は、通常の副鼻腔炎の治療をしていても改善しません。 CTでそれらの特殊な副鼻腔炎も診断することができます。