循環器とは、体液を身体に循環させるための器官のことです。 心臓・血管・リンパ管などが該当します。 そのため、主に血管と心臓に関連する症状が、循環器科の診察内容となります。 関連する症状としては、血液の流れや圧力が正常ではなくなる不整脈や高血圧症、動脈硬化などです。
循環器科 何をする?
循環器内科では、心臓の病気や大動脈および末梢血管の病気を専門で扱います。 主に狭心症、心筋梗塞、不整脈、心臓弁膜症、心筋症、心不全などの心臓に関わる疾患や、大動脈、肺動脈、末梢動脈などの血管に関わる疾患が治療の対象となります。
どんな症状の時に循環器内科に行く?
どのような症状で循環器科を受診することが多いのですか? 胸痛、息切れ、呼吸困難、動悸、むくみ、失神発作、眩暈、背中の痛みなどで受診されることが多いです。 また、健診にて異常を指摘されて来院する方も多いです。
体循環 どこから?
体循環(大循環)は心臓→大動脈→動脈→毛細血管→静脈→大静脈→心臓の一連の流れです。
循環系はリンパ系と何からなる?
循環器系は、血液の循環する心臓と血管系からなる血液系と、リンパが毛細リンパ管から静脈に流れ込むリンパ管系とリンパ節からなるリンパ系とに分かれます。 血液系では、心臓がポンプの役割を果たします。 血液が動脈を通じて全身の組織のすみずみまで送り込まれ、静脈を通って心臓まで戻ります。