蕁麻疹は比較的よくある病気で、15~20%の人は一生のうちに一度は経験するといわれています。 一般に食べ物や薬に対するアレルギー反応として起こると思われることが多いようですが、その他感染、運動や暑さ、寒さといった刺激、圧迫や日光などによっても起こります。
蕁麻疹 ほっとくとどうなる?
じんましんは時間が経てば自然に消えてしまうことから病院に行かずに放置する場合が多く見られますが、じんましんを放置しておくと嘔吐や下痢、場合によっては命に関わる事もあります。 一度受診されることをおすすめいたします。
突発性蕁麻疹の原因は?
蕁麻疹の原因はアレルギー性、非アレルギー性で特定される場合もありますが、蕁麻疹の約80%は原因がわからない「特発性蕁麻疹」になります。 風邪をひいていたり、疲労がたまっていたり、ストレスがたまっていたりなど、様々な原因が重なって蕁麻疹が起こることの方が多いのです。
蕁麻疹とはどんな症状?
じんましんは漢字で「蕁麻疹」と表し、皮膚の一部が突然に赤くくっきりと盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡かたなく消えてしまう病気です。 人がイラクサ(蕁麻(じんま))の葉に触れると同様の皮膚症状が起こることからこの名前がつきました。
蕁麻疹の応急処置は?
蕁麻疹が出ているときは、お酒を飲む、運動、熱い風呂への入浴は避けてください。 自分でできる対処法、応急処置としては、寒冷蕁麻疹でなければ、氷水を入れたビニール袋などで患部を冷やすことも有効です。 食べ物へのアレルギー反応等で気道にじんましんが発生すると、アナフィラキシーショックを起こし、呼吸が苦しくなることがあります。