寝返りの際の痛みが無くなってから2~3日後を離床の時期としている。 この時期はミッドコラムにある程度の仮骨ができて、非荷重下の動きに対しては安定してきた時期と考える。 2週間で整復された椎体は、離床後にやや椎体圧潰を来たすが、偽関節になる症例は無く、ほぼ治療開始時の椎体高で、8~12週で全例骨癒合を得ている。
圧迫骨折何日安静?
コルセットができるまでは、立位や座位でいると圧迫骨折を起こしている腰椎がさらに潰れてしまう可能性があります。 そのため、コルセットが完成するまでの期間(約1週間程度)基本的にベッドでの安静が必要となります。
圧迫骨折 どこ?
脊椎での圧迫骨折は、椎骨の椎体と呼ばれる部分が押しつぶされます。 骨折する場所で多いのは、第11胸椎から第2腰椎です。 圧迫骨折の原因でもっとも多いのが、高齢者の骨粗鬆症です。 若年者でも事故などにより発生したり、腫瘍である場合もありますが、それほど多くはありません。
圧迫骨折の起き方は?
圧迫骨折を起こす人は、もともと骨粗しょう症があることが多く、骨の強度が低下し骨がもろくなっています。 そのため転んで尻餅をつくなど、背骨に衝撃が加わると圧迫骨折が起き、背骨がつぶれてしまうのです。 背骨には大事な神経が通っていますので、骨折した骨が神経を圧迫してしまうとまひを引き起こす可能性があります。
圧迫骨折 コルセット 何ヶ月?
圧迫骨折の保存的治療 コルセットは患者の体型や背骨のカーブに合わせたものを医療機関で作ってもらうほうがよいでしょう。 2~3か月続ければ、約80%の患者さんで圧迫骨折を起こした部分が結合し、痛みも軽くなります。 痛みが軽くなれば、徐々にリハビリテーションを開始します。