やけどとは? やけどは、熱や化学薬品などによって、皮膚や組織が損傷された状態をいいます。 皮膚は本来、体内に菌が侵入するのを防ぎ、水分や体温を保持するはたらきをしています。 やけどを負うとこのはたらきが失われ、ひどいやけどでは、感染症や、血圧・体温が低下するなどの合併症を引き起こすこともあります。
火傷 なぜ起こる?
熱傷(やけど、火傷)について 熱傷(やけど)とは、熱による皮膚・粘膜の障害のことであり、日常で最もありふれた、誰でもが一度は経験したことのある外傷のひとつです。 原因として多いものには、熱湯や油(液体)が多く、小児の場合は炊飯器からの水蒸気(気体)やアイロン(個体)などがあります。
火傷 むくみ なぜ?
皮膚が高温の物質に触れると、まず細胞機能が正常に働かなくなります。 すると、その付近の血管で血栓がつくられ、血管透過性(血管とその周りの細胞との水分や養分などの行き来)の亢進が発生。 これが浮腫につながるのです。
やけどするとどうなる?
やけどするとどうなる? やけどによって組織が傷つくと、損傷した部分の血管から体液が漏れ出し、腫れが起こります。 また損傷した皮膚などの体表面は、微生物の侵入を防ぐバリア機能が働かなくなるので、感染症を引き起こしやすくなります。
やけど どういう状態?
熱傷(やけど)は熱湯や蒸気、熱した油、アイロン、火など熱いものに接触することにより皮膚が損傷された状態です。 熱傷は皮膚のどの深さまで損傷されたかによりI度〜III度に分類されます。