塩素ガスは、目、皮膚、気道を強く刺激しますが、低濃度でも鼻やのど、目に刺激を感じ、吸った場合は、肺水腫を起こすこともあります。 特に低濃度の場合、上気道への刺激が弱いため、ガスが肺の奥まで侵入し、遅れて肺水腫を起こして中毒症状が現れることがあります。
塩素 吸いすぎるとどうなる?
塩素 吸入すると、脱力感、胸部圧迫感、咳、咽頭痛、頭痛、息苦しさ、血咳、窒息、チアノーゼ、低血圧、めまい等を生じる。 粘膜が侵され、呼吸器官に悪影響を与え、鼻炎・涙・咳が出るなどの症状がでます。 さらに長時間吸引すれば胸痛や吐血・発熱・食欲不振・頭痛・肺浮腫から呼吸困難になり窒息死に至ることも。
塩素ガス どんな症状?
鼻の奥とのどにツンと刺すような痛みがはしり臭気を感じます。 それから少し息苦しくなり、目の刺激 や、咳、窒息感がおこってきます。 多量に急激に吸引した場合は、瞬間的に呼吸困難になり、脈拍減少、チア ノーゼ、咽頭痙攣がおこり、ショックとなり死に至る場合もあります。
塩素ガス なぜ危険?
A. 刺激性のある黄緑色の気体で、空気より重いので、発生すると低いところに流れます。 目、皮膚、気道に対して腐食性があり、低濃度でも鼻やのど、目に刺激を感じ、吸入すると肺水腫を起こすことがあります。 許容濃度を超えると死に至ることもありますので、もし塩素ガスが発生した場合は、すぐにその場から離れてください。
塩素系 酸素系 混ぜるとどうなる?
塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を混ぜて使うことも おすすめできません。 混ぜて使うと化学反応によって両方の効果が損なわれる可能性があります。 水素イオン指数(pH)は弱酸性なので塩素系漂白剤と混ぜることはとても危険です。