塩素の作り方は、意外に簡単。 まず水に「海の塩」を溶かして「塩水」を作る。 次に「電解槽」というところで、電気分解(陽極と陰極でガスが発生)すると、陽極に「塩素ガス(Cl2)」ができ、これを加工して「塩素」ができるんだ。
塩素 何に含まれる?
希ガス元素以外のほとんどの元素と化合物をつくる。 水素との混合物は光によって爆発的に化合し塩化水素を生成。 酸化剤、漂白剤、消毒剤、殺菌剤などのほか、塩酸、塩化物、多くの有機塩素製品の製造原料。 クロール。
塩素 どんな物質?
物質としての塩素は、塩素原子が2つ結合したもので、 化学式はCl2で表わされ ます。 常温・常圧では黄緑色をした刺激臭のある気体(塩素ガス) となります。 また、 ある圧力以上にすると液体(液体塩素) となります。 プラスまたはマイナスの電気を帯びた原子をイオンと言い、 それぞれ陽イオン、 陰イオンと言います。
塩素は酸性ですか アルカリ性ですか?
塩素という表記や表現が、塩酸と勘違いをしてしまう人が多くいます。 塩素とは、次亜塩素酸ナトリウムが含まれていますが、この次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性で、強酸性である「塩酸」とは全く別の性質を持ったものです。
塩素 どこに存在?
地球上の塩素の存在 地球上において、92ある天然元素のうち18番目に多く存在し、鉱物やイオン、気体などとしてマントルに99.6パーセント、地殻に0.3パーセント、海水に0.1パーセントが保有されている。